思えば遠くへ来たもんだ

思い立ったが吉日 インドで働くことになった日本語教師。
「日本語が教えられれば大丈夫」と言われて来た町は、英語も通じない。
果たして3年の契約を無事に全うできるのか???

病院三昧(番外編 in Japan)

10日程一時帰国しておりました。

が、悲しいかな病院三昧。


1日目 内科

これは持病の高血圧の薬をもらう為

インドが暑いからか、スパイスを多量に摂取してるせいか血圧が下がってる。嬉しいインド効果。

この内科はDr.コトーのように何でも診てくれるお医者さん。

この数ヶ月謎の腹痛に悩まされていることを伝えると、早速

「横になって」と触診、

触診されると痛いと告げると

テキパキとエコー検査

「ここか…」

エコーの棒で押されるだけでも痛い。

「紹介状書くから、大きな病院行って」

えっ???

画像によると卵巣が腫れてるとな。

「これ、ひょっとしたら手術になるから、早く行って」

手術…

痛いのは右下腹部。ネットで調べたら盲腸か卵巣と出てきた。

盲腸は若い頃切ってるので、卵巣の可能性大。とは思ってたけど、マヂ⁈

紹介状を渡され、とりあえず家に帰る。

大きな病院はなんと予約制。

むむっ、短い帰国期間の間に行けるのか?

手術なんてなったら無理でしょ。

これは辞めるのにいい口実だ。

いろんな考えが頭に浮かぶ。



帰国途中飛行機の中で「8年越しの花嫁」という映画を観てたんだけど、主人公が卵巣に腫瘍ができて脳炎になってしまうというお話。しかも実話。

飛行機の中で号泣しながら観て、「卵巣こえー」と思ってた矢先のこの診断。

大混乱の中、やるべきことはやらねば

とりあえず病院の予約は金曜日。

ドキドキ。


使えるのか、使えないのか

今日はいよいよ帰国。


昨日の帰りタイガーに話したら、空港まで送ってくれるという。→もちろんお金払うけど。

スーツケースがあるから、リキシャじゃなくて、車で来てくれるという。

なかなか親切対応。


で、夜の便だから昼間先週行けなかったガンディーアシュラム(ガンディーさんの生家?)に連れて行ってくれると言う。

そしてお土産用に今インドで流行っている食べ物の店へも行こうと。

日持ちするから、日本に持っていけるなんて気の利いたことを言ってくれた。


昨日の夜、「明日は何時に出かけるの?」とメッセージを送ったものの。返信なし。

今朝「今日はガンディーアシュラム行こう」と返信がきたが、肝心の時間については触れてない。


2週間家を空けるので、洗濯したり掃除したり、その間業者がリフォームに来るので、片付けしたり、忙しいからサクっと行きたいのだ。


するとタイガーから電話がきて、「ガンディーアシュラム行こう。空港もちゃんと送る。」

でも電波が悪くよく聞き取れない。

後でもう一度かけてと言って切った。


ところが待てど暮らせど連絡がない。


私の方はすべての任務を遂行し、疲れたので昼寝してしまった。


4時半。タイガーから電話。

「ガンディーアシュラム行こー」

はっ?アンタ何言ってんの?

ガンディーアシュラム行って見て帰るのに2時間かかるって言ったよね。

今からじゃ、間に合わないよ。


寝起きだったせいもあり、かなり不機嫌に「今日は時間がないから、もう行かない。空港に連れて行ってくれ」と頼む。

空港まではうちから30分くらい。

でも、今日は土曜日。

渋滞が予想される。


「何時に迎えに行けばいい?」

えっ、アンタプロのドライバーなんだからわかるでしょ。

私この街に来て2週間しか経ってないから、わからんよ。

と半ギレ。


すると、タイガーが

「だいたい30分くらいだけど、1時間余裕みよう」

最初から、そう言えばいいのだ。

このばかちん。


迎えに来たタイガーは陽気に「ハーイ」

私は不機嫌の極み。

「日本に帰るのになんで機嫌悪いの?」その言葉にさらにイラつく。

「お前のせいだ」

「OMG!!」

コイツの口癖のOMG。これまたムカつく。

空港へ行く道すがら話をしたが、結局

「ボクは英語が苦手だから…混乱してしまった」ということに。

私もよく今外国に住んでるなというくらい低レベルの英語力。

でも日本人だから、文法に忠実に話したいのね。

彼は意味が通じればいいと思ってるから、時制とか語順とかいい加減だから私も混乱する。


できない者同士はわかりあえないのだね。


語学を教える者として、勉強になったよ。

帰りも、迎えに来てくれるというけど大丈夫かな。


アッシー Get!

アッシーなんて言葉が出てくる時点で年がバレますね(笑)


もうリキシャはこりごり…と徒歩通勤。

ただ慣れない土地、そして住み慣れたマイソールの倍近くある気温。

なかなか過酷で身体中が痛い。


そんなある日、珍しくリキシャドライバーから声をかけてきた。


タイガーウッズ似のお兄さん。

悪い人ではなさそうだ。

片言だけど英語も話せる。

最初€50と言われたけど、支店長からは「50はダメです」と言われてたので、

€40と交渉してみる。

交渉成立。

タイガーはこの前の乱暴なグジュラティドライバーと違って安全運転。

たどたどしい英語でいろいろ話しかけてくれた。

おまけに帰りに

「帰りは何時?連絡くれれば迎えに来る」と言ってくれたので、What's appも交換。

これで私の通勤も楽になるわ〜と

思っていたら、タイガーからいきなりエロ動画が送られてきた。

これだこらインドオトコは信用できん。

帰りは頼むのをやめ、ブロックした方がいいかな…と思っていると、夜かわいいGIF付きの「Good night」のメッセージが。


翌朝も「昨日と同じ時間に同じ場所に行けばいいかな」と確認メールが来た。

なんだちゃんとしてるではないか、というわけで、朝は8:10、帰りは18:時と送迎の約束を取り付けた。

自腹ですが。→会社がやるべきだよね


帰りは「買い物に行きたい」とか「お腹が空いた」という私のワガママも聞いてくれる。


そして金曜日

「明日はあなたの会社は休みですね。私も休みなので、Ahmedabad観光に連れて行ってあげます」と。


翌日リキシャではなく、自動車で迎えに来てくれた。

なかなかできるな。しばらくお願いしよう。