思えば遠くへ来たもんだ

思い立ったが吉日 インドで働くことになった日本語教師。
「日本語が教えられれば大丈夫」と言われて来た町は、英語も通じない。
果たして3年の契約を無事に全うできるのか???

帰るのも一苦労

16:30発の空港行きのバスに乗るので、15時まで授業しようかなと思っていたのに、学生達が「先生 早く帰った方がいいです」と。

そうかい。と早めに授業を切り上げ帰宅。

元日に戻ってくるので、洗濯と掃除をしておいた。

さて、タクシーの手配を!

インドに着いた4ヶ月前からの疑問。

マイソールには大きなバススタンドが二つあるんだよね。

この二つ、両方ともKSRTCという地場のバスが乗り入れていて、違いがわからん。


バスのチケットを見ても、「Mysore Bus stand」のみ。

タクシーの予約アプリで「KSRTC Mysore Bus stand」で検索したら、いろんな場所が出てきた。しかもむっちや高い。

えーっ。

片方に見当はついていたものの、確証がない。

もう仕方ない。月1で日本出張に行ってる上司に電話。

やっぱり合ってた。

でも「こいつ、この期に及んで何やってんだ」と思われただろうな。

彼の私に対するイメージなんてどうでもいい、日本に帰れればよいのだ。

ちなみに今回行くのはいわゆる高速バス専用で、もう一つのバススタンドは市内行きらしい。



場所がわかったところで、ようやく予約。

教え子達はリキシャを利用するけど、乗り心地が悪いわ、ぼったくられるわ、なのでどうも好きになれない。

だいたいカンナダ語で行き先説明できないし…

駐在員だと乗っちゃいけないらしい。


そこで、さほど値段は変わらないタクシーを利用。

uberというアプリは乗車場所と行き先を入力すれば、近くの車が来てくれる。待ち時間も3分程度。市内なら大体30ルピーで行ける。

安心、安全、安価の三拍子。


今日も予約入れた途端『あと2分でお迎えに上がります』

狭い階段をスーツケースを落とすように運び門を出たら、もう来てた。

素晴らしい。

バススタンドで降りる際に「どこへ行くのか?」と聞かれ、「バンガロール」と答えると「あっちの乗り場だ」と教えてくれた。なかなか感じがよかったので、チップをはずんだ。


さて、問題のMysore Bus Stand


バスがたくさん。チケットにはプラットホーム1番と書かれているけど、プラットホーム1番の前にバスが10台くらい止まってる。

なんのこっちゃ。

切符売り場のお姉さんに聞いたら、

「16:30のバス?今15:40よ、着たら教えてあげるから、そっちで待ってて」とな。

律儀な日本人は早めに行かなきゃと思うけど、この国にはそんな感覚ないよね。


16:10を過ぎ、心配になってスタッフに話しかけるも英語が話せないのか、完全にスルーされた。

そんな奴空港行きのバスが来るところに置くな。→自分もほとんど英語話せませんが。


ったく、使えない男。と思ってると「空港行きのバスだよ〜」と。

やっと、乗れると思ったら16:25まで乗っちゃダメだって。

なんなんだ。


乗るときはチケットの他にIDを見せろとな。

インドのアダールカードがまだ作れない私。

パスポートを見せて、やっと乗車Ok


こりゃ日本まで長いぞ。