思えば遠くへ来たもんだ

思い立ったが吉日 インドで働くことになった日本語教師。
「日本語が教えられれば大丈夫」と言われて来た町は、英語も通じない。
果たして3年の契約を無事に全うできるのか???

村への旅

先週の土曜日Sちゃんから電話が。

『センセイ、明日全ての社員はPさんの家に行きます。あなたは明日ヒマですから、あなたも行きますね。』

はぁ、たしかにヒマだけど、そんなきめつけなくても…


Pさんはウチの社員ではなく、他の会社から研修に来ている人なので、日本語は教えていないけど、席が近くなので、よく話しかけてくれるいい人。


ヒマなので、みんなと一緒にPさん宅へ遊びに行くことに。


会社の前に集合。

『Pさんのうちはどこですか?』と聞くと『村です』

村ねぇ〜まぁ地名を言われてもわからないけど、村って…田舎ってこと?


まずは電車。

マイソール駅には見送りで来たけど、電車に乗るのは初。

ちゃんと自動券売機もあるんだ!


でも、何故か券売機の前にいるおっちゃんにお金を渡し、切符を受け取った。この機械はポーズ???


さすが、人口の多いインド。

乗るのも一苦労。


車内はこんな感じ。

こんなにたくさんの扇風機つけるなら、エアコンをつけた方がいいのでは?と思うけど、やっぱりそこは発展途上国だからなんだろうか。

でも、発車すると心地よい風が入ってきて、扇風機も不要。

まぁ、日中30℃あるといっても今は冬だしね。


小一時間ほど乗って、Manという駅で下車。

駅前には、スーパーやHotel(定食屋)もあって、にぎやか。

これが村?マイソールより都会じゃね?っと思ったら、バスに乗り換えるそうだ。


今度はバスに揺られ、30分。

降りたところは、店が立ち並んでいるけど、ちょっと庶民的な個人商店。

これが村か〜と思ってると、『センセイ、Pさんが迎えにきてくれるそうです』

あっ、まだまだなのね。

しばらくして、Pさんと先にバイクで行ってたメンバーがきて、分乗してPさん宅へ。

新人くんのバイクに乗せてもらい、出発。

程なくして、店はなくなり、家も減ってきた。

しばらくすると、家もない。もはや村ともいえない。

一見ジャングル⁇この先に家なんかあるのかねと思っていたら、ようやくPさん宅到着。


ヤギさんがお出迎え。