リキシャとの戦い
灼熱のAhmedabadで
覚悟を決めて徒歩通勤。
行きはよいよい、帰りは暑い。
リキシャを使えるようにならねば。
そんなある休日、今月末で退職される先生(日本人)からランチに誘われた。
会社に12時集合。
うーん、11時を過ぎると気温は38℃。歩けるか?
早めに家を出て、リキシャゲットにチャレンジ。
すると、運良く一台のリキシャが止まってくれた。
会社の建物の名前を告げると€50
それは高いから、断ると€40でいいと交渉成立。
いざ乗り込むと値切られたことが気に入らないのか、この日本人女をからかってやろうというのか、とにかく運転が荒い。
そしてグジュラティ語で何やら話しかけてくるけど、全くわからん。
英語はわかる?と聞いてみたけど、わからないって。
もう意思の疎通は無理。
ガンガン蛇行しながら、飛ばす。
だから、リキシャって嫌い。
こう言っちゃ悪いが下品な乗り物だと思う。
マイソールでも極力乗らないようにしてたし、乗るときはUberやOraと安くて明瞭会計のクルマを利用してたから、流しのリキシャなんて利用したくもない。
でも所変わればで、こっちはUberやOraの方が料金も高く評判悪い。
変なの。
まだ目的地まで半分ほどのところで、リキシャが急に止まり、ドライバーが男の人と話し始めた。
おいおい、客乗せてんのに友達とお喋りか?
時間に余裕があったので、しばし待つ。
グジュラティ語は全くわからけど、どうも男の人を引っ掛けたらしい。
あんな乱暴な運転するから…
別にケガはないみたいだけど、なんじゃかんじゃと言ってる。
交差点の近くだったので、ついに警官登場。って言うかオマエももっと早く仲裁しろ。
おそらく「お客さんも乗ってることだし、ここは連絡先を交換して、あとで話しなさい」ということになり、携帯番号の交換をして、発車。
イキがってた兄ちゃんはすっかり凹み、安全運転に。
バーカと心の中で毒づいてみる。
しかもウチの会社のビル知らないらしく、信号待ちで隣に並んだスクーターのおっちゃんに聞いてるし、ちょっとコイツ大丈夫???
なんだかんだで、5分くらいで行けるところを20分くらいかけ、やっと到着。
やっぱリキシャ嫌い。
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