洗濯機騒動
洗濯機、あるのが当たり前になっていた。でも洗濯って小物なら手洗いで十分。
1週間くらいなくても平気でしょ。と思っていたのですが…
やっぱりなんだかんだいって、ここはインドなので、今も日中は30度近くになり、少し動くと汗ばむ。
ましてや書いて通じなければ、全身使ってのジェスチャーの日本語教師。
肉体労働なので、日々のお洗濯は欠かせない。
洗濯機さん。一昨日到着したものの何とデリバリーと設置は別物でした。
せっかく届いたのに使えないという絵に描いた餅状態の洗濯機。
洗濯物はたまり、せっかくの週末なので、事務のお姉ちゃんに「あの洗濯機はどうなるの?」と。
するとメッセージで「カスタマーセンターに連絡して手配してください」とのこと。
「えっ?私が連絡するの?」→アンタともロクに会話が成立しない私にカスタマーセンターに電話しろなんてよう言うわ、という表情になっていたのか、「私が連絡した方がいいですか?」とな。
最初からしろよ。
この子も悪い人じゃないけど、イマイチ気が効かないんだよね。
しばらくして、「カスタマーセンターに連絡したので、サービスマンから先生に連絡があるので、調整して下さい」とな。
ここまでしてやったんだから、あとは自分で何とかしろってか、まぁなんとかなるべと軽く考えてたのが、大間違い。
まずカスタマーセンター本部から着信。
「洗濯機をつけてほしいっていうのは、あんたか?場所はどこだね?」
買ったときの住所知らんのかよと思いながら、Mysoreと答えると「マイソールかい。じゃ担当からまた連絡させるわな」
なんだい、事務の子は何の連絡をしたんだか。
しばらくすると、サービスマンから電話。
いきなりカンナダ語の応酬。
おいおい、だからイヤだったんだよ。
カンナダでも単語は英語なので、とにかく「洗濯機の設置を頼む」
と告げたら、わかってくれたみたいで「Mysoreなら後でかける」
ほぉ、よかった。と思ったのも束の間、再度電話が。
「Mysoreのどこのエリア?」
質問はわかる。でも越してまだ1週間。
住所だって今朝聞いたばかりだよ。
一応地名を告げると「近くに行ったらまた連絡するから」
しばらくして、また電話が。
「アパートの名前は?あと近くに目印になる建物はあるか?」
アパートの名前…インド的な綴りなので読み方がわからん。目印になる建物?近くに大きな眼科と寺院があるけど、名前が分からん。
一応そのことを告げてもピンとこない様子。
仕方なく会社の近くの大きな交差点とその近くのスーパーの話をしたら、なんとかわかってくれたみたい。
よかった〜でもさ、道案内って日本でも大変なのに、外国でしかも土地勘があまりないところは正直しんどい。
と思ってたら、また電話。
「今スーパーの前にいる」
ここからが、問題。
道が入り組んでいるのよね。
説明をチャレンジしてみると、なかなかわからない様子で、近くにいる人に電話を代わってもらってる。
2.3人と話して、最終的にはアパートの名前と面した通りの名前をアルファベットで一音ずつ告げた。
やれやれ。
しばらくして「今アパートの前にいる」
バルコニーに出ると、やっと通りにいる彼を発見。
よかった!
「越したばかりなので、ごめんね」と告げ、大丈夫ですよ。と
いい人でよかった。
さて、作業に入り洗濯機の蓋を開け中を確認すると「買ったときの領収書は?」へっ?会社がかってくれたから、そんなもん知らんよ。
すると「領収書がないと作業できん」とな。
事務の女の子に電話するも出ず、洗濯機が運ばれたときにいた、絶交状態の使用人 Sへ連絡。
サービスマンさんに代わり、状況を説明してもらい、S登場。
先日来の私の剣幕に怯えてるのか、部屋の前で立ち尽くしているので、部屋に入らせて、サービスマンと直接話をさせた。「領収書は事務の子が持っているが、今日は会社が休みなので、中に入れないから、取り出せない」と説明してくれた。
すると、写メでもいいから。と
また事務の子に連絡し、領収書の写メを送ってくれるようお願いし、なんとかゲット。
それをみて、やっと作業にかかり始めた。
洗濯機の設置自体はものの5分程度。
最後に使い方も説明してくれた。
全自動洗濯機の使い方くらいわかるわい。
サービスマンが来るまでに約2時間、来てから領収書問題もあり小一時間。
長かった〜
早速洗濯開始。
うん、なかなかいい感じ。
前の家の洗濯機は洗濯機自体が汚く、洗濯すると衣類が余計に汚れるというトンチンカンな洗濯機だっただけに新しい洗濯機は嬉しい。
今日の教訓。
自分の住所はちゃんと説明できるようにならなければならない。
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