大人の遠足 Chamundi Hill
今日はマイソールのindependence's dayで、お休み。
教え子ちゃんに誘われ、マイソールシンボルの山、Chamundi Hillへ。
『センセイ、階段が600段ありますが、大丈夫ですか?』と。
600段⁈インドに来て運動してないし、と一抹の不安はあったものの、四国巡礼中に金比羅宮の786段昇ったことあるし(10年以上前だけど)なんとかなるっしょと安請け合いしたのが、地獄の始まり。
集合は朝6:00会社前とのこと。
いつもまだ寝てる時間だよ〜と思いつつも、教え子の手前そんなことも言えず、Okし昨日は早めに就寝。
さて、5:50アパートを出ようとしたら、門がLOCKされて出られない。
ったく、このクソアパート。門限10時だし、朝も出られんし軟禁かよ。と心の中で悪態付きつつ、オーナーに電話。
出ない…部屋には電気付いてるのに。
仕方なく誘ってくれた教え子ちゃんに電話。
これまた出ない…
あれっ、まさか9時の聞き間違いか?
日本語を勉強しているとはいえ、まだ初級のコ。
6と9の間違いとかありそう。
英語で確認すればよかった〜
一応家から出られない旨メッセージを送り、FBとWhat's appでオンライン中のメンバーを探して、電話。
6時で間違いないけど、幹事が寝坊したので、自宅待機とのこと。
6時半に幹事のコから電話があって、『今から会社前に来てください』と。
さすがにアパートも開門されていて、会社へ。
そこからバスで、マイソールセントラルバススタンド🚌という、こんな田舎なのに各方面へバスが出ている、バスもタ並みのバス乗り場へ。
そこで1時間近く待ちぼうけを食らった新人ちゃんと合流。
50ルピーをはらChamundi行きのバスへ
乗り継ぎをして、行きつ戻りつして、やっとChamundiの麓へ到着。
あぁ、やっぱり日本でもよくある神社仏閣の石段でしょ。っと昇り始めたら、辛いのなんの。
だいたいアラフィフのおばちゃんが20代のコ達と同じペースで行くのが間違ってた。
息は上がるし、心臓バクバク、汗だく。
目の前がチカチカしだした。
ヤバイ。私の異常事態を感じた教え子ちゃん達。
『休憩しましょう』『水飲んだらお腹痛くなります』『息は口ではなく鼻で』と細かい注意をいただき、バッグも持たせ、一番のイケメンくんに手を引いてもらい、再開。
途中、石のゲートがあったので、『finish?』と聞いたら『いえ、まだまだです』
その文型は日本語を褒められた時に謙遜で使うと教えたけど、今も間違ってない。やるなお主ら。
四苦八苦して、半分に。
そこにフルーツや水を売ってる売店が。
スイカを買ってもらい、休憩。
ここでチリパウダーまみれのパイナップルとココナッツが。
いくらスパイス大好きインド人。
塩分は取った方がいいけど、辛いのってどうよ。
その辛いの食べた後にフツーの生フルーツ食べてた。
変なの。
さて、魔の階段昇り再開。
私の体調も落ち着き、心なしか足取りも軽やかに。
そしてここからは、途中に立ち寄りスポットも。
楳図かずおの家のようなデザインの石のお寺。
石をくり抜いた中に仏像が鎮座して、お坊さんもいらっしゃる。
お参りしたけど、狭い中にドンドン人が入り、お香が焚かれ酸欠状態。
あのお坊さん、大丈夫だろうか。
石のお寺の神様、シヴァ神が乗る牛のナンディーちゃん。
眼下にマイソールの街が広がる。
なんやかんやで、やっと頂上到着。
一時は登頂は無理かと思ったけど、教え子ちゃん達に支えられて無事に到着。
これが、今回の目的地Chamundeswari Temple
寺院の周りにはお土産物店があり、怪しげなグッズを手にした物売りや記念写真のセールスがあるのは何処も同じですな。
今日は祝日のせいか、寺院に入るのにディズニーのアトラクション並みに並ばされ、小一時間ほどで参拝終了。
帰りもあの階段か…と思いきや、普通にセントラルバススタンド行きのバスが。
最初からこれに乗ればよかったのに〜
それじゃ、遠足の意味ないか。
私的には成し遂げた感満載。
でも遠足はまだ始まったばかりなのでした。
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