思えば遠くへ来たもんだ

思い立ったが吉日 インドで働くことになった日本語教師。
「日本語が教えられれば大丈夫」と言われて来た町は、英語も通じない。
果たして3年の契約を無事に全うできるのか???

初めてのおつかい

金曜の夜から、バンガロールへ行く予定が、突然キャンセル。

教え子達も帰省したり、それこそバンガロールに遊びに行ったり…で、ぼっち決定の週末。


まだマイソール観光も満足にしていないけど、観光バスは8:30出発。

起きた時点で無理やん。


そこで私の愛読書『地球の歩き方〜南インド編』をめくる。

パレスは近いが、行ったことあるしぃ、丘に行きたいがアシがない。

※バスの便は豊富ですが、なんせ表示がカンナダ語だから、読めんのです。


そこで目に留まったのが、サンダルウッド(白檀)のオイル工場。、

工場併設の売店もあり、水曜日からチェンナイ在住の日本人の友人に会いに行くので、お土産に丁度良いと思い、今日の行き先決定。


家から歩いて2kmほどだけど、今日は暑いので、移動は最近教えてもらったOra cabというアプリを使ってAuto(所謂リキシャ)を手配。

2分ほどで来るというので、慌てて

用意し、通りに出て待つ。

地図では一本隣の通りまで来ていたハズなのに、待てどくらせど来ない。

待ちぼうけの私を見て、通りすがりのAutoの運ちゃんが声をかけてくれるけど、予約しちゃったし〜

と途方にくれてたら、メッセージ受信。

『あなたの居場所がわからなかったのでキャンセルしました』

何?全くもってこっちの人間はプロ根性が足りん💢

もっとも根性なんて概念自体ないのかも。


仕方なく、再手配。

程なくして、今度はちゃんと来ました。

行き先は手配時に入力してあるので、あとはお任せ。


天気もよく、風を切って走るAutoは気持ちいいね。なんて思ってたら、ドライバーの様子が変。

スマホのGPSを見ながら、首を傾げてる。

オイオイ、アンタ大丈夫か??

案の定わからなかったらしく、『もう一度住所教えて』と。

ガイドブックの住所を指してもわからず、近くのお菓子やの兄ちゃんに聞きに行く始末。

嗚呼、おまえもダメか〜

と思っていると、GPSを見せて『ここか?』だから、最初からここだって言ってんじゃんby はまっこ

でも、突然回路が繋がったのかOKと軽快に走り出した。

そしたらものの数分で到着。


細い道を進むと、ほのかに白檀の香りが〜

何とか到着。30ルピー也


すると目の前にかわいらしい建物が


思わず写真撮ったら、守衛さんに怒られた。あっ『no photo』だったのね。

ごめんなさい。

ここは政府管轄の工場なので、厳しいらしい。

工場見学に来ていた中学生がわらわらといた。

守衛さんにショップの場所を教えてもらい、早速いってみた。



なかなか良い感じ。北海道のお土産のお菓子屋さんみたい。

期待して中に入ったら、カウンターがあり、中の人に指差して頼む方式。

こっちの薬屋によくあるタイプだけど、気軽に選べないのがたまに傷。

モノが良ければいいわいと、石鹸二つとポンプ式ハンドソープとパウダー2つget😊これで250ルピーなら悪くない。



さて、いざ帰ろうとアプリに接続しようとしたら、まさかの圏外💦

えぇー、だから上司にキャリア変えてくれって頼んでいたのにぃ。


まだ日も高いから、2km歩くか?

でも圏外だから、GoogleMAPも見られない😱

当然、誰にも連絡できない。


どうしたもんかなと思っていると

、流しのAutoの運ちゃんが声をかけてくれた。

地獄に仏とはこのことだねぇ。

でも50ルピーも請求されたけど〜


無事に一人でお出かけできて、お土産も買えて、めでたしめでたし。