思えば遠くへ来たもんだ

思い立ったが吉日 インドで働くことになった日本語教師。
「日本語が教えられれば大丈夫」と言われて来た町は、英語も通じない。
果たして3年の契約を無事に全うできるのか???

#Me too

今全世界で話題のセクハラ。


私もインドに赴任早々アパートのオーナーにレイプ未遂されたのもショックだったし、レストランのオーナーにストーカーまがいされたこともあったけど、実はうちの複数の社員にもセクハラされてたんです。


その1

現在日本に派遣されてる社員。

元々私が現在働いているマイソール支社にいて、私と入れ替わりの時期に日本へ行った人。


他の社員からの紹介?でFBで友達申請してきた。

「僕はキミの学生じゃないから、先生とは呼ばない。」と言い、勝手な愛称をつける彼氏面。毎晩電話をしてきて、「眠いから切りたい」というと「明日の朝起きたら電話して」と。鬱陶しいので、「迷惑」と告げたら

「僕はキミのことを心配してるのに〜」と。

とりあえずブロック。


その2

支社の使用人。

母親と同い年の私のことを何故か気に入って、

仕事中もなんだかんだと話しかけてくるし、毎晩のように用を見つけて部屋に来るようになった。

部屋に来るとソファに座り、「シャワー浴びてこい」だの「服を着替えろ」だの、コイツも彼氏面。

コイツについては、支社長に相談しストーカー禁止令のように半径●メートル以内に近寄るなと命じてもらった。

でも用事は彼に頼まざるをえない。電気代やネットの使用料の支払いを頼むとお釣りを返さないという盗人ぶりも発揮。

今回マイソール支社閉鎖に伴い、リストラされてしまった彼は「ティーチャーと一緒に行きたい」とな。

いやなこった。


第3の男

といっても映画のような話ではなく…


やはりマイソール支社から日本へ派遣された社員。

一応N2の優秀な奴でフツーに日本語で会話できる。

でもアニメ好きで日本語勉強した系の輩。

アニヲタが功を奏して日本語が上手なのはいいけど、妙に馴れ馴れしいし、言葉遣いもバカっぽい。そして語彙は猥褻で下品な言葉ばっかり。

まだ子供だからか、メッセージにその猥褻なワードをバシバシ送ってくる。

だから何?って感じ。

それがだんだんエスカレートしてきて「日本人のおっぱいはピンク色なんですか?」と謎の卑猥な質問。

そりゃインド女と比べたら、ピンクかもしれんが…

そのうち「センセイ、今日のパンティ何色?」って。

これはもう変態でしょ。

挙げ句の果てに敬虔なヒンドゥの女の子は結婚まで処女だから、「センセイは処女じゃないから、エッチしてくれるよね」とまさかのセフレ志願。

もう勘弁。

レイプよりもある意味悪質。


温厚な私も限界。

副社長、支店長に3人の悪行三昧を報告。

副社長もたいがいトンチンカンだから、「今までの先生はそんなことなかったんですが….」

おいっ、私の前任者は40代のオッサンで、その前は孫もいるおばあちゃんなんだから、セクハラがあったらそれはそれですごいわ。


でもインド人って赤ちゃんにまでレイプするキワモノだから、なきにしもあらん。


そんなインドでも政府主導で各会社でセクハラがあった場合は委員会を設けて協議するとのこと。

同性の方がいいとのことだけど、我が支社の女性は私の教え子の2年目のJLPT落ちまくりのニホンゴ苦手な子と新入社員二人に同じく去年の新卒の事務の子。この時点でダメな感じ。


今日第一回と称して、二人が私に事情聴取に来たけど、「センセイ、何を言われましたか?どんなメールですか?」と大声でまくし立てる。

あのー、周りの男性社員にも丸聞こえだし、それじゃセカンドレイプですよ。

「何を言われたか、今日の昼までに英語でレポート書いてください」


なぬっ、午前中は授業だし英語でレポートって、なんだよ。

google先生を頼りに書いてみるも、日本語の奥ゆかしい内容は翻訳すると、おかしな表現になってしまう。

言葉を選びつつ、主張はしっかりとしたけど、なんだかなぁ。


書いてるうちに、なんで被害者の私がこんな苦労して、時系列で恥ずかしく、嫌な内容を思い出しつつ翻訳して書かにゃならんのだ💢と無性に腹が立ってきた。


それ以外にも私はよく知らないが、先にAhmedabad入りした新人ちゃんが社長夫人と古株のばあちゃん先生にいじめられたという噂も入ってくるし、

相変わらずインド女の教務主任はよくわからないことを強制してきてトンチンカンだし…

ダメだこりゃ。


来月末の休暇で帰国して、そのままバックれるか?


ストレスが体の不調に出てしまう私。

頭もお腹も痛いし、吐き気もするよ。


前の会社辞める前は血便出て救急車出動だったから、インドでそれは避けたい。


とりあえず明日は休むことにしました。

今後の身の振り方考えないとな。