思えば遠くへ来たもんだ

思い立ったが吉日 インドで働くことになった日本語教師。
「日本語が教えられれば大丈夫」と言われて来た町は、英語も通じない。
果たして3年の契約を無事に全うできるのか???

モテ期到来か???

Vが今までの時間を埋めるかのようにメッセージを送ってくる。

昨夜もメッセージやり取りしてたら、しばらくreplyが来ず、寝たのかなと思ったら、電話。

電話の外の音が私の聞こえる音と同じ。

もしやとバルコニーに出たら、アパートの下で手を振っている。

あら、ビックリ。

手にビニール袋を持っていたので、ビールかと思ったら、中から電球💡


この前私の部屋に来て、部屋が暗いのを不憫に思って、家に余っているのを持って来たとのこと。

早速手早く玄関からリビング、廊下まで付けてくれた。

そして、「シャワーは大丈夫?」と。

念願のお湯シャワーだったけど、シャワーヘッドがイカれてて、水があらぬ方向に飛び散りまくりだったので、1回使っただけだった。

そんなことを知ってか、知らずかシャワーをチェックして、コレも手早くチャチャっと調整してくれた。

そっか、以前ホテルマンだから慣れてるのか。

やっぱりこの人いいな。


もう一人SNSで友達になった日本語が堪能でたこ焼き好きな変なインド人Bも久しぶりに飲もうと言ってきた。


そして何故か非公開の私のInstaに突然フォローしてきて、やたらとメッセージを送ってくるU。

Bangalore在住らしく、「Bangaloreに遊びにおいでよ。君がよければ僕の家に泊まればいい」というお誘い。

BLRはVともBとも行く約束をして、いずれも反故されてしまった因縁の街。

たぶん縁がないのだよ。

あそこは空港しか利用しないんだな。



そんな矢先、帰国を知らせた元上司から食事のお誘い。

前の会社を退職してからも、たまにご飯に連れて行ってくれる美食家のこの方は昔でいう、メッシーさん。→バブルか?ちなみに他にアッシーくんもいる(笑)

いつも素敵なお店に飲みに連れて行ってくれる。渡印時も羽田に見送りに来てくれて、お寿司をご馳走してくれた。

来月は雲丹をご馳走してくれるそうだ。楽しみ♩


帰国時にもう一人会おうと言ってきているのは、日本語教師の養成講座の恩師。

恩師といっても私より若いけど…

この方も日本にいた時は一応付き合っていたような感じだったけど、日本語教師って事前の準備が忙しいので、なかなかデートできずに結局メル友状態。

こっちへ来てからも、ずっとメールをやり取りしてて、ちょっと愚痴をこぼしたら『帰ってきなさい』って。そんなこと言われると素直にハイと言いたくなる。



ここに来て、なんなんでしょう。

今までインドの山奥のきったないボロアパートで、仕事に追われて疲れきっていた私にいきなりのモテ期。

でもコレが人生最後のモテ期かな〜


さて最近夢中のRくんなのですが、来週からのクラス替えで、担当外れることになりました😭

しかも今週は私の引っ越しのゴタゴタで、授業が中断されることもしばしば。今日が最後の授業だから、休み時間早めに切り上げてみんなが戻ってくる前にお話しようとしたら、事務所から呼び出し。トホホ


占いで11/24〜26の間に人生が変わると書かれていて眉唾だったけど、あながち間違いではないみたい。


もうここらで、幸せになりたいんですが〜


冷蔵庫がないから、しばらく晩酌はお休みと思いつつ、赤ワインは常温OKだ🍷

やっぱりかわいい💕

久しぶりにVとビールにワインと飲んだので、今日は軽く二日酔い。


フツーにOLしてた頃だったら、こんな日は半休しちゃうんだけど、代わりのいない日本語教師。

しかも今は試験前の大事な時なので、休むわけにはいかず、出勤。


午前の新人ちゃんのクラスは相変わらずテンション高い。

こんな日に限って、騒がしいのは何故?嫌がらせか?→被害妄想強し


昼休みもぼんやりと過ごした。

さて、午後イチはRくんの授業。Rが間違えた答えを言う度に「あなたはダメです」というこっちの悪童?に「そんなこと言っちゃかわいそうでしょ」と。でも天真爛漫なB型のRくんは、そんなこと気にも止めず、積極的に発言しては玉砕。でも正解した時にカメラ越しに「センセイ!」ってガッツポーズを決めるのがかわいい。

途中、他の学生が炭酸好きな私にファンタを差し入れてくれた。

すると、その様子を見ていたRが乾杯のポーズをとってる。

なんか今日この子すごくかわいい。

なんで???

私が元彼Vに揺らいでいるのを察したのか?→自意識過剰


それより、先週は風邪ひいてたRが今度は腹痛だと。

Mumbaiの水が合わないって、同じインドでもそういうことあるのかしらん。

でも、昔修学旅行のとき生水を飲むなと言われたっけ。

水が合わないから…ってまたマイソール戻ってこないかな。


帰り道の夕焼け

夏休みの終わりみたいな切ない感じ。

捨てる神あれば拾う神あり

ごみの山。。。いや、まだ使えるものもあるのだが、相当汚い。
前任の先生は40代の独身男なので、食器や調理器具も手入れされておらず、
触る気もおきない。
梱包するときにゴキは出てくるし、箱は濡れているし、、、もう最悪。


逆ギレのSが放置したのは他にテレビに電子レンジにガスコンロとボンベ。


ガスコンロは新しいアパートメントに備え付けの炎調整機能つきの素敵な3口コンロがあるので、会社が用意したショボイ2口コンロとは違う。
ただガスボンベとの接続なんてできないよ。。。

その昔住宅設備関係の仕事をしてたけど、インドのってなんかヤバそう。

下手なことして、ガス爆発で客死なんてしたくない。





そんな中、What'sAppにメッセージが!
渡印直後にSNSで知り合い、付き合っていたV(オーナーとの事件の際に激怒してくれた人)からだった。
インド人だけど、英国暮らしが長く、ホテルマンだったのでとてもジェントルマン。
一目ぼれだった。
英語も他のインド人のヒングリッシュと違って、聞き取りやすくいい人。
ヒンディだけどお酒もタバコも(マリファナも!)やるし、お肉も何でも食べるし、運転好きだし、本当に最高に合うと思った。
ご両親にも紹介され、お宅にも何度も遊びに行って、お母様の手料理をご馳走になったり、お兄様や従妹ちゃんたちとBBQしたり、それは楽しかった。
再婚するかも?とさえ思った。
ただ彼の元にエキセントリックな女友達が暫く滞在していて、その女とどうしてもソリが合わない私。でも旧知の友人らしく、彼は何かと彼女に世話を焼くのが面白くなく、お姫様じゃないといやな私は距離を置いた。


何度か連絡しようとも思ったけど、それをしたら負けだと意地を張っていた。
「引越ししたから知らせようかな」と思っていた矢先、彼からのメッセージが。
「元気?FBで帰国することを知ったよ。詳しい話を聞かせて」と。
まぁ、しばらく近況報告のメッセをやり取りしていると、今夜うちのママが魚料理を作ったから、興味があるなら食べにおいで。」
でも、彼の家に行くと彼も飲んでしまい、送ってもらえなくてリキシャで帰ったこともあったし、それより何よりあの女が気になるし。。。
「例のお友達は?」と聞くと、「彼女はいない。両親と僕だけだ」
うわぁ、揺れ動く乙女心。
でも、この数日マヂで心身ともに疲れたんだよね。「すてきなお誘いだけど今日は遠慮するわ」
すると、「じゃあ僕が君の新居に行くよ」と。
来てもらう分には構わん。もうお腹もすいたし、マトンビリヤニとか買ってきてくれないかな~と期待して待つことに。


しばらくして、ビールをお土産にV登場。

ハゲ隠しにパナマ帽被ってるけど、やっぱりカッコいいな。

私の部屋に入って、「いい部屋でよかった」この人は何でも自分のことのように喜んだり、怒ってくれたりするのが、ステキなところ。

たまに偽善者か?と思うけど。


久しぶりに会ったのに、ふとこの人なら頼める!とガスコンロの設置をお願いし、物干し場の洗濯ロープの取り付けなど男手が必要なところをお願いした。

こういうのを手際よくやってくれるのがまたいいんだよね。

一仕事してもらい、お土産のビールで乾杯。

お腹空いたと言ったら、いつも肉好きの私のために怪しげな闇の屋台で、謎の牛肉とか豚肉だの食べに連れて行ってくれるのに「一緒に料理作ろう」と。

はぁ、まぁ宅飲みの方がゆっくりできるしね。

二人で近所のスーパーへ買い出し。

特にメニューも決めていないのに、食材をどんどんカゴの中へ。

マッシュルームと卵と牛乳。

カルボナーラかね。

部屋に戻って二人でキッチンへ。

ワインを飲み、ナチョスをつまみながら、二人で料理を作るの、とっても楽しい。

日本から取り寄せたベーコンの缶詰を使って、クリームソースパスタを作り、彼はオムレツを作ってくれた。


あれっ、なんかいい感じ。

これが、幸せ?

まぁ、年も5つ下で丁度いいし、今は金融関係の仕事でヤリ手で、頼り甲斐あるし、一緒にいて落ち着く。



でもRも愛おしい。


何これモテ期?ただ気が多いだけ?

あーconfuse

教え子たちに「センセイ、混乱する?ですか」と言われそうだ。